「星のや奈良監獄」の客室を彩るオリジナルフレグランスを共同開発

松田商店は、星野リゾートが展開する圧倒的非日常を提供するラグジュアリーホテルブランド「星のや」の9施設目として、2026年6月25日に開業された「星のや奈良監獄」様において、客室の空間を演出するオリジナルフレグランスの共同開発・調香を担当いたしました。
施設の開発コンセプトである「明けの重要文化財」の思想を深く掘り下げ、重要文化財としての歴史的意匠と現代の洗練、そして奈良の風土が交差する、唯一無二の香りをご提案いたします。
「星のや奈良監獄」とコンセプト「明けの重要文化財」

明治政府が国の威信をかけて建設した「明治五大監獄」のうち、唯一全貌を遺す貴重な重要文化財「旧奈良監獄」。赤レンガ造りの外壁や放射状に伸びる「ハヴィランド・システム」など、約100年の歴史が息づく荘厳な建築美をそのままに、現代の寛ぎと融合した圧倒的スケールのヘリテージホテルとして生まれ変わるのが「星のや奈良監獄」です。
日本が開国し、近代国家として歩み始めた黎明(れいめい)の時代。100年を超える時を刻んできた旧奈良監獄が、いま、ラグジュアリーホテルとしての新たな歴史を開きます。
日本の伝統と、豊かに花開いた西洋文化が織りなす、歴史の深みと圧倒的な非日常の世界。星のや奈良監獄が掲げるコンセプト「明けの重要文化財」を、松田商店は「香り」という五感の価値へと再解釈しました。目に見えない香りが記憶と重なり、新たな旅の喜びを鮮やかに創出します。
調香のインスピレーション

贅沢なスイートルームのために仕立てたオリジナルフレグランスは、歴史の文脈と「星のや奈良監獄」でしか味わえない美しい非日常の体験を緻密に紐解き、調香を重ねています。

- 東西の香り文化の融合(文明開化の記憶)
日本古来の香木文化と、西洋の香水文化。それぞれの歴史や思想、使用されてきた植物の系譜を文化考証の視点から深く紐解きました。明治の開国を機に西洋文化が流入し、和洋が激しく共鳴した黎明期の熱量を再現。当時をもたらした象徴的な西洋のフローラル香水と、古都・奈良が古来より大切に育んできた祈りの「香木文化」を交差させ、かつてない多層的な香りのレイヤーで表現しています。
- 空間に溶け込む、圧倒的な非日常体験の移ろい
星のや奈良監獄の表門をくぐり抜けた瞬間に感じる空気の静けさと、吹き抜ける清々しい風。そして目の前に現れる、息をのむほど美しい赤レンガの明治名建築と圧倒的な佇まい。一歩足を進めるごとに、歴史的意匠と現代の洗練が調和する特別な空間へと引き込まれていく。そんなゲストの胸の高鳴りと流れる時間を、あえて揮発性の異なる香料を緻密に組み合わせることで、時間の経過とともに移ろう香りのグラデーションとして表現しました。 空間にふさわしいクオリティを実現するため、松田商店はホテル関係者の皆様と約200種類に及ぶ天然アロマオイルの香りを一つずつ確かめ、それぞれの香りから想起される色彩や空気感、情景のイメージを緻密に擦り合わせながら香りを紡ぎました。
展開について

本オリジナルアロマオイルは、「星のや奈良監獄」の客室での空間演出用アメニティとして配備されるほか、滞在の記憶をご自宅へ持ち帰っていただけるよう、同施設内のショップで販売されます。
また、本香りはメインラウンジで毎日開催されるシグネチャーアクティビティ「香りの宵支度(調香体験)」の思想とも深く連動しており、体験後にレンガを模したオリジナルディフューザー(テラコッタディフューザー)と共にギフトボックスでお持ち帰りいただくことも可能です。ぜひ現地でその香りをご体感ください。


